2014年4月11日金曜日

【釣行記】日本海とか四国とか

気圧配置が西高東低でなくなり、等圧線が縦から緩み、、北西風ではなく南風が混じり、
梅が綻んできたあたりからそわそわし始め、桜が咲いたらもう限界。

海況、潮、風などの予測をできる限り立て二週連続で行ってきました。

増税前の悪あがきで購入したHONDEXの魚探(GPS付き)を初搭載。
金もないので、通称SGR SYSTEMでの艤装となりました。
これがまた優秀で、SCOTTYなどのホルダーなどを使わなくても、予算2000円ほどで出来る素晴らしいシステム。
しかもホルソーなどで艇に孔を開けなくて良いし、レールのついたカヤックなら別艇にも取り付けれるという。
うむ。非常に気に入った。
さらにこちらも去年自分へのご褒美として買ったオシアカルカッタ300HGの鱗付け釣行でもある。

仕事終わりで不眠で向かう、毎度ながらのタフ・フィッシング。
翌夜まで寝れないとわかっていながらもワクワクが勝つのでやってしまう。

まずは去年Oくんが見つけた日本海某所へGO。
風が残るか心配ながらも、出れそうなので、空が白み明ける直前で出艇。

日本海なのでまだまだ水温が冷たい。
水深20mぐらいのラインから攻めていく。

事前にこの時期はスズキがジギングで釣れてくるというのを聞いていたのだけども、25mライン、ボトムであっさり釣れる、40cmほど。

ジギングロッドなのでまるでシーバスロッドでガシラを釣るかのごとく引き味は無し。
しかし腹周りが非常にファット。
直感でイワシを食ってるに違いないともちろんキープ、絶対旨い。


そのまま根やベイト反応を見ながら流すもエソやサバフグすら反応がない。
ましてやハタや鯛、ホウボウなど嬉しいヤツの気配もない。

魚探に反応なさすぎてもう潮目しか落とさないようにすると決意。
そのまま潮目ばかり攻めてると45mラインで着底からのひとシャクリ目のフォールで乗る重み。
グンと合わせてファイト開始、けど引かない。
時折何やら乗る重さだけにイカ?30cmぐらいの根魚?など妄想するが、下手したらこれゴミかもしれないなと巻いてくると海面に見えた瞬間、ヒラメだと確認。
初めて釣る魚ながら、こいつは海面に出すとバレる、あとタモで掬うとき後ろから入れないとバックする魚だぞと脳が信号を出すので冷静に掬う。

ゲット。42cmほどのヒラメ。


もともと引く魚じゃないことは分かってたけど、後ろのアシストがエラの下に掛かってたのさらに引かなかったようで。


こんな嬉しいの来ちゃうと二匹目狙っちゃいます。
が!しかしここからいくらやっても反応なし。

しかも風が強くなってきた。

60mラインで強風でこれを戻ることにマジで恐怖を感じ、しかも腰痛を勃発。
まじで辛かったけど一端避難。


そのあとも粘るも駄目。
納竿ですわ。



Oくんは75cmというえぇスズキをやっつけてました。
これもイワシ食ってそうな。ふとか!ふとかねー!(のち捌いたらイワシとカマス食ってたとのこと)


フラフラになりながら帰路へ。
帰宅。
数時間だけ意識不明のまま仕事して爆睡。

翌日。
五枚おろしなんでやったことないけどチャレンジ。
これがまた上手に出来まして。




肝醤油で、旨い....ただただ旨い...
真ん中のはえんがわと、あと真子、胃袋、皮をそれぞれ湯引きに。
えんがわは、もうなんていうか伊勢海老のような、至福。
寒平目ではなく、この時期のは残り平目とも言うらしく美味しいそうで、もうその通りでした。



で、完全にスイッチ入って毎日そわそわしてると一週間後の同じ日にOくんから入電。
Oくん「あ........」
店主「あ.........」


四国へGO。

ほんとは師匠も合流する予定でしたが、海況と日取りがあわず今回は二人で。
またも仕事終わりからの不眠不休フィッシング。

がしかし今回は着くと無風ベタ凪という海況。
まじか。
浮くだけで気持ち良いのが確定。
そわそわ。


早速30mラインから攻めていきます。
魚探反応ないねぇ。
ホウボウと鯛がよく釣れてる情報あったのにねぇ...。

鳥もいないし。悲しい。
んでベイト反応よりもプランクトンの層が凄いので、それが淀みたまる潮目狙いにチェンジ。


ここのボトム狙いで捉えました。
底から3m以内のフォールでドンと絞り込まれる。
掛けて5秒で鳴るドラグ(オシアカルカッタはドラグがスピニングのように鳴ります。気持ち良い。)
マサやカンパチではないだろうとわかっていたので、ハマチだと確信。
3分ほど味わって浮いてきたのは、やはり。



そして今回の個人的裏テーマであった「締めたり写真取る前にまた落とした方がいいんじゃないか」を検証。ボガで掴んで速攻クーラーにin、暴れ倒してるけど無視。

すると完全に同じラインで一本追加。


いける!まだいける!とさらにもう一本追加。
このあと潮がたるたるに緩み、さらに風もなくなる。

30分ほどの時合い。
サイズは青物らしく金太郎飴。
60cmは届かず、ここで全部締めて血塗きしていく(一本目もまだ生きてた)。
絞め用レアグルーヴさんにもらったプチまな板大活躍。


そしてハプニング、同じ潮目をジグじゃなくてインチク落としてたOくんに別の魚!

カイワリ!!!
タモで掬う瞬間「これうまいやつぅこsじょあpじょsj!!」
って言ってました。
あとでWF店長に聞いたら水深100mラインに居るレアフィッシュらしく、ぶっちゃけシマアジより旨いというお墨付きの、まさに獲れたことに価値のある一尾だったようで。




このあとはさらに潮も風も動かなくなり、まるでカヤックをレジャーとしてやってるようにのんびりと。
時折くるエソにイラっとしつつ自分なりに去年よりもジギングのやり方扱い方がわかってきたように思います(あくまでカヤックでの、船はやったことないので知らん)。

納竿。



帰りに道の駅で足湯に浸かる。




一度実家に寄り、ハマチを一尾献上。
一番型のいいので56cmでした。


で、休む間もなく大阪へ。
なんだかんだ19時に帰阪。

気合いでタックルの塩抜きだけやっつけて爆睡。



翌夜は豪勢に。

刺身はもちろん、ハマチのユッケ。



アラ煮。




ごちそうさまでした。

週末の海況が完全に誘ってるけど我慢我慢....

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